中華Androidタブレット LY-F521(GT-PAD, M801)のファームウェア書き換え方法

[6/22 更新]
現在中華サイトからダウンロードできなくなっているようです。

まず、最初に!
ファームウェア書き換えを行うと、端末上の全てのデータが失われます。
ファームウェア書き換えは危険を伴います。
端末が起動しなくなるなどの問題が発生する可能性があります。
また、紹介するファームウェアはメーカーから直接提供されたものではありません。
導入後に如何なる問題が発生するかわかりません。
以上を踏まえた上で、全て自己責任で行ってください。

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中華Androidタブレット LY-F521(GT-PAD,M801)を購入

[追記]ファームウェア書き換え方法は次の記事

Aliexpress から Android 2.3 を搭載する LY-F521(= GT-PAD = M801) を購入しました。
某巨大掲示板でも報告しているので、内容に重複がありますが、
そちらのコピペではありませんので、その点はそっとしておいてください()
また、乱文ですので悪しからず。
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PC上で Honeycomb の開発環境を整える

以下2点のセットアップ方法のメモ書き
・Android SDK
・eclipse with ADT(Android Development Tools) Plugin

なお、基本的にはAndroid Developers Siteからの引用となります。

  1. 事前確認
  2. java(開発キット)がインストールされていること。
    されていない場合はインストールすること。
    ここでは割愛させて頂きます。
    ※開発しないのであれば開発キットでなくてもokかもです。

  3. Android SDKのダウンロード
  4. 使用しているOSに適合するSDKをダウンロードします。
    http://developer.android.com/sdk/index.html

  5. Eclipseのダウンロード
  6. 執筆時点では、
    Eclipse Classic (クラシック版) の3.5以上(3.6.1が最新) が推奨されています。
    http://www.eclipse.org/downloads/

  7. 設置
  8. 上記2点を解凍し適当なディレクトリに設置します。
    ex. C\Android\eclipse
    ex. C\Android\android-sdk-windows

  9. Pathを通す(任意)
  10. sdkのtoolフォルダにパスを通すと、
    コマンドラインから各種ツールの起動が可能となります。
    なお、筆者は現時点では通してません。

  11. Eclipse用ADT Plugin のインストール
  12. 1. eclipseを起動。
    2. ワークスペースの配置は任意で設定。
    「./workspace」と設定すると、eclipse配下に設定される。
    3. 上部メニューより[Help] – [Install New Software]を選択。
    4. ダイアログが開いたら、右上のaddボタンを押下。
    5. さらに小窓が開くので、入力エリアに下記の要領で入力。
    Name(任意名称)は「Android Plugin」
    locationは「https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/」
    okボタンを押下。
    ※後の工程でダウンロードエラーが発生する場合は、
    「http://dl-ssl.google.com/android/eclipse/」に変更すること。
    6. ダイアログ画面に戻り、しばらくすると、リスト内に「Developer Tools」が表示される。
    左のチェックボックスにチェックを入れ、okを押下。
    この選択により、3点のツールがインストールされる。
    7. 画面が切り替わりインストールの確認などはokで進む。
    8. ライセンスは”しっかり”と読みacceptし、okで進む。
    9. 自動でダウンロードされ、インストールが行われる。
    10. eclipseの再始動が強く推奨されるので、okにて再起動。
    11. 再起動が完了したら、SDKのロケーションを設定する。
    上部メニューより[Window] – [Preferences]を選択。
    12. ダイアログが表示されたら、左メニューより[Android]を選択。
    13. SDKのロケートが行われていないためエラーダイアログが表示される。
    Blowseボタンを押し、SDKの設置ディレクトリを指定。
    以上でpluginのインストール終了。

  13. SDKのセットアップ
  14. SDKのデイレクトリ直下に「SDK Setup.exe」が存在する。
    コレを起動すると、各種設定と必要なファイルをサーバよりダウンロードすることができる。
    Android SDK and AVD Managerが接続に失敗する場合は、[Setting]の設定を変更すると接続できる場合が多い。
    ダウンロード対象の中にHoneycombのプレビュー版が含まれているので、
    これをダウンロード。

  15. ヴァーチャルマシンの作成
  16. Android SDK and AVD Managerより、
    Virtual devices – newボタン押下。
    Create画面が開くので、
    Nameは適当[honeycomb]など
    Targetは最下にあるハニカムを選択
    あとは適当に入力し、Create AVDボタンを押下。

  17. ヴァーチャルマシンの起動
  18. Android SDK and AVD Managerより、
    Virtual devices – マシンをリストより選択し、startボタン押下。
    暫くしたら起動

「iPhone重視」ソフトバンクのアンドロイド戦略@日経新聞

「iPhone重視」ソフトバンクのアンドロイド戦略
@日経新聞

ソフトバンクモバイルが全機種を2.2でそろえられたのは、開発思想の違いもある。

 KDDIのIS03などを見れば分かるが、携帯電話会社が独自のユーザーインターフェースやサービスを盛り込もうとすれば、どうしてもOSに作り込む部分が多くなる。そのため、最新版が出てからでは開発が間に合わなくなってしまう。

孫社長はこうした手法を「ナンセンス」と語り、ユーザーインターフェース部分などで独自性を出すのではなく、2.2への対応を優先させた。

事後なので、”思い”はわかりませんが、ある意味でコレは正解だし、
ある意味で日本仕様にするのも正解です。
もちろん、個人的にはデフォルトに近ければ近いほど良いと思っています。

S・ジョブズ氏、Androidや7インチタブレットを語る@cnet

S・ジョブズ氏、Androidや7インチタブレットを語る–第4四半期決算の電話会議に登場
@cnet

Android と iPhone, iPad についてジョブスが語っています。


■感想など
個人的にはほぼ賛同できる内容でした。
正直なところ、iOSの問題点については端末を使用していない為、よく分かりません。
しかし、Androidの問題点という点では非常に的確かと思いました。

特に気になるのは、やはり「断片化」です。
この点についてちょっと言及してみます。

通常、電子デバイスは3つのレイヤーに分けることができます。
それは、下から順に、ハードウェア、基本ソフト(OS)、ソフトウェア、の構成です。
そして、通常はOS上でハードウェアの違いを吸収し、ソフトウェアが動く環境を提供します。

しかし、Android端末の場合は全てがバラバラの状態になってきています。
詳しくは以下で細かく見ていきます。

まずは、Androidの説明の前にiOSについて考えてみます。
iOSの場合は、そもそもハードウェアは全てAppleが開発している上、最低限の種類の端末しか提供されていません。
“closed”な世界でハードウェアもOSも開発しているので、それは断片化のしようがありません。
断片化するとしたらそれはバグの他ではないでしょう。

Androidの場合はiOSとは状況が大きく異なります。
まず、最下層の部分で、複数のハードウェアメーカーが複数の端末(機種)を作ります。
ここまでは基本的に問題有りません。本来的にはハードウェアの差異はOSが吸収します。
しかし、ハードウェアメーカーは、差別化を図るため(製品を売るため)のカスタマイズされた”ソフトウェア”を端末上に載せます。
さらに、各国の回線キャリア(docomo, SoftBank, KDDIなど)がそれぞれメーカーにカスタマイズの依頼をし、
“ソフトウェア”はさらにカスタマイズされます。
※そういう意味では、iOSも「日本向け」という意味でカスタマイズされているはずです。

カスタマイズにもレベルがあります。
当然ながら、追加ソフトウェアで実装したり、OSの設定で実装する分には問題は有りません。
しかし、OSそのものに手が入った場合には、OSとして汎用的なソフトウェアの動作をサポートできなくなります。
現在のAndroid端末はメーカー独自でOSに手が入ったものが多いように思います。
この点が断片化と言われている点であり、現在のAndroidが抱える問題か思います。

ジョブズは「オープン対クローズドではなく分断 vs 統合」と言ってますが、
オープンだから分断(断片化)するし、クローズドだから、統合された状態をキープできた。という結果論です。
この点は言い様だと思います。

つづく?