今回扱うUSBドライバとは、Android機器を Android Composite ADB Interface として扱う為のドライバです。
Rootを取る際に使用したり、ソフト開発の為に使うもので、PCからSDカードの中身の参照…とは違う話になります。
この記事内容はAndroid機器全般に使える内容かと思います。
今回は 中華タブレット LY-F521(GT-PAD, M801) を用いて解説します。
“M801_88″などの文字列はお使いの機器に置き換えてください。
なお、あくまでも自己責任で作業を行ってください。
必要な物
・本体
・android-sdk (http://developer.android.com/sdk/index.html)
デバイスマネージャーのチェック
ハードウェアIDの確認
“M801_88″を右クリックしプロパティ。
詳細タブからハードウェアIDを確認
実際に使用するのは、”VID_xxxx”,”PID_xxxx”,”MI_xx”の3つ
USBドライバの準備
USBドライバiniファイルの書き換えを行う
android-sdk-windows\extras\google\usb_driver\android_winusb.inf
上記のファイルをテキストエディタで開き、
PC環境に合った”[Google.NTx86]”の箇所か”[Google.NTamd64]”の箇所に、
先ほど取得したハードウェアID情報を追記する。
※32ビット環境はx86、64ビット環境はamd64です。
今回は以下のように追加
;M801_88
%SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_DEED
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_DEED&MI_01
USBドライバのインストール
デバイスマネージャーに戻り、ドライバの更新を行う。
“コンピューターを参照して…”を選択
iniファイルのディレクトリを指定し、”次へ”。
(画像の例では、SDKの階層を指定し、”サブフォルダの検索..”にチェック)
インストール成功画面が表示されるので、デバイスマネージャーをチェック
完了