2010/04/21現在のコンシューマ向けIntel CPU

世間的に見ても、Intel製CPUがCore2シリーズからCore i*(i3,i5,i7)シリーズに移り変わってきました。
Core i*シリーズでは設計(アーキテクチャ)の変更、マルチコア技術、ハイパースレッディングテクノロジ(以下、HT)と様々な技術により、
これまでのCPUとの性能比較に当たり、周波数だけでは優劣を判断できなくなっています。
購入の際は、正しい知識・認識が必要です。

ちなみに、Core2シリーズに使われているものがCoreマイクロアーキテクチャ
Core i*シリーズに使われているものがNehalemアーキテクチャとなっています。

以下に、各種CPUのベンチマークテスト結果が掲載されています。
i3 530の性能
・Intel Core i3 530
・Intel Core2Quad Q9550
・Intel Core2Duo E7500
・AMD PhenomII X4 945
・AMD AthlonII X2 250
表を鵜呑みにはできませんが、Core i3の性能はQ9550を超えていると言っていいでしょう。

しかし実際には、i3 530とQ9550の動作の違いとして、
・i3 530⇒4スレッド動作:デュアルコア*HT有り
・Q9550⇒4スレッド動作:ネイティブのクアッドコア
となっており、動作するプログラムによっては優劣が変わる可能性があります。

価格面で見ると、
CPU単体では、
・Q9550が25000円程度
・i3 530が12000円程度
使用メモリでも、
DDR2(Core2に使用)よりDDR3(Core i*に使用)が安くなっています。
マザーボード、他のハードウェアの絡みもありますが、価格面で見ると今からCore2シリーズを積極的に選ぶ意味はないと考えられます。

最後に
個人的なオススメを書いておきます。
・低予算ならi3 530
・そこそこ性能が欲しいならi7 860

投稿者:

Kenzo

サイト管理人です。 お仕事募集中です。 システム開発を生業としています。 どうぞ宜しくお願い致します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください