可逆圧縮が流行っている?昨今ですが、
不可逆で圧縮率がよく高音質でもある、Ogg Vorbisを取り上げますよ。
アプリとエンコーダーをダウンロードする
ダウンロードのリンクが複数あるので間違えないように!
- Exact Audio Copy V1.0 beta 3
- Oggenc2.87 using aoTuVb6.03 (Lancer Builds) – SSE3 Optimized x64 Only (1797kB)
※古いOSやよくわからない方は「SSE2 Optimized (Older OS) (1728kB)」がおススメ
準備
- Exact Audio Copyをインストールする
- Oggenc2.87のzipを解凍し、oggenc2.exeというファイルをExact Audio Copyをインストールしたディレクトリに移動する。
例1 「C:\Program Files (x86)\Exact Audio Copy」
例2 「C:\Program Files\Exact Audio Copy」 - Exact Audio Copyを起動する
- Exact Audio Copyの初期設定でDrive情報を最適化する
- Menu – EAC – Compression Options.. に入る
- ↓このような感じで設定する
パラメーターは「-q 10」が最高音質設定 - 設定は以上。あとはCDを入れて、タグ情報を取得して、CMPボタンを押すだけ!!
備考
上記のパラメータを「-q 10」としているが、この数字を0-10に調整することにより、
音質とファイルサイズが変わる。
-q 10 ⇒音のクオリティが高い。ファイルでかい
-q 0 ⇒音のクオリティが低い。ファイルサイズはちっさい
参考
元データ | ファイル1 | ファイル2 |
---|---|---|
データ時間 | 4:32 | 3:44 |
wavサイズ | 46,956KB | 38,712KB |
ogg -q 10 | 15,732KB | 12,992KB |
ogg -q 0 | 2,123KB | 1,771KB |
パラメータの違いで7倍くらいの容量差です。
Flacなどの可逆圧縮のデータは(経験上)元データの6割くらいのサイズなるので、
さすがにそれよりは-q 10の方がファイルが小さい。けど、でかい。
で、肝心の音質ですが、-q 0 でも昔のビットレートが低いmp3みたいな糞音質ではなく、
よく聴かなければわからない程度の音質です。YouTubeの低ビットレート版よりは高音質。
なので、-q 10はやりすぎな気がしなくもないです。
人によりけりですが、5から7辺りがバランスいいのかも?
後悔が嫌な人は迷わず10か、いっそFlacいっちゃえ!
さらに参考
CPUはi7 4770 を使っていますが、4分のwavをoggに変換するのは2秒程度でした。
恐るべしCPUパワー。
※CDから取り込むのは時間がかかりますので、それとは違うお話ですよ。