4万円台から買えるサーバー、NEC「GT110b」を試す@ASCII.jp

4万円台から買えるサーバー、NEC「GT110b」を試す
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今回用意した評価機はXeon X3430(2.4GHz)、8GBメモリー、SATA 2準拠で160GBのHDD(7200rpm)を3基、RAIDカード(RAID 0/1/5/6対応)、DVD-ROMドライブを搭載する。OSレスでの直販価格は25万7400円だ。今回のテストでは、OSとして別途Windows Server 2008 R2 Standard 64bit版を用意している。

案外性能が高い。
CPUを変えたくなったのはここだけの話。
ただし、L3426にです。
現在のL3406も悪くはないけれど、ベンチを見せられたら反応してしまうのが漢です。

NEC Express5800/GT110b Xeon L3406 の謎動作

先日のXeon L3406のベンチマーク中に気になったことがあったので、
まだ検証してませんが、問題提起として書いておきます。

内容としては、
アイドル中のクロックスピードターボブースト状態
計算処理中のクロックスピードnon TB 状態
となっていた事です。

ただし、あくまでもCPU-Zから読んだ値ですので、要検証です。
検証は最低でも、コア毎の動作周波数のチェックが必要です。
検証の結論としては、対応チップセットの上にCPUを乗せているわけですので、
BIOSが悪さをしているのか、仕様通りの動きなのか、その他の理由なのか知りたいレベルです。
ただ、個人でどうこう出来るレベルではないのでテキトーにやります。(やらないかも)

実際は、サーバとしてCPUの本気の性能を出すことはほぼ無いので、この問題自体どうでも良かったりします。
むしろ、(多分)省電力で動いてくれるのを喜ぶべきかもしれない。
と言いながら、Xeon L3426 を買わなかったのをちょっとだけ後悔しているのはまた別のお話。
※知らない方の為に書いておくと、L3426 は L3406に比べ、下はより低速、上はより高速で動作します。

まず、Super Pi の実行前の周波数(2.53 G Hzで動作)
クリックで巨大化

次に、Super Pi の実行中の周波数(2.26 G Hzで動作)
※単一スレッドで動作
クリックで巨大化

次に、CrystalMark の実行中の周波数(2.26 G Hzで動作)
※全スレッドで動作
クリックで巨大化

以上です。

Xeon L3406 のベンチマークテスト[WinXP編]

NEC Express5800/GT110b のCPUを Celeron G1101 から Xeon L3406に換装した結果となります。

まずは、ベンチマークではないですが、CPU-Z の結果から。

気になった事
1. i5 として認識している。(なるほど。)
2. デフォルトの動作(表示)周波数がターボブースト状態に見える。
3. メモリのメーカーが二種類存在する。(1台目、2台目は2週間程度の差で購入 )
・Micron Technology(2台目に付属したメモリ)
・Samsung(1台目に付属したメモリ)

CPU

Caches

Mainboard

Memory

SPD_1 – Michron Technology

SPD_2 – Samsung

Graphics

続きまして、管理人が大好きな Super PI
i7 860 よりは G1101 に近い結果に終わりました。
ここでちょっと疑問に思ったことがありますので、それは後日紹介します。

さらに続きまして、CrystalMark2004 R3
スコア100,000届かず!

G1101 の場合の結果(RAM:1GB)
CrystalMark : 81933
[ ALU ] 21159
[ FPU ] 24738
[ MEM ] 17343
[ HDD ] 14383
[ GDI ] 2968
[ D2D ] 760
[ OGL ] 582

まとめ
シングルスレッドでの動作で言うと、単純な処理ではG1101からの変更で劇的な性能差は発生しない。
だが、命令セット・キャッシュ容量の違い、HTにより倍のスレッド(4)が動作する差異があるため、処理によっては差が大きくなるだろう。
後日談にしますが、ターボブーストの制御がうまくいってないような気がした。

Express5800/GT110b Windowsインストール失敗[解決編]

先日の Express5800/GT110b Windowsインストール失敗 の続きになります。
という事で、軽く調査したらインストール失敗の原因がわかりました。

まずは復習です。
前回はRAIDの設定をリセットするところまでやってもうまくいかなかったので作業をやめました。
で、今回はというと…
マザーボード上のRAIDの設定ピンを工場出荷状態(RAID:OFF)に戻してみました。
すると、エラーが出ることなくあっさりと Windows XP のインストールが完了しました。

ちなみに、以下の画像が SWRAID という名称の RAID の ON/OFF を切り替えるピンです。

左の2本に刺さった状態が:RAID OFF(工場出荷状態)
右の2本に刺さった状態が:RAID ON
と、なります。

通常のコンシューマー向け M/B だと、RAID の ON/OFF は BIOS 上で設定しますが、
このマシンの場合はピンでの設定となり、それによりOSでドライバが必要になったりするようです。
これにより、XPはインストールの段階でドライバを持っておらず、HDDが正常に動かないと認識しエラーを吐いていた様子。
# インストール時にドライバを読み込ませる事でRAID対応は可能と思いますが、今回はそこまではしません。
# 運用予定のCentOSだとそのまま対応するので。

ということで、解決してしまったので、Xeon L3406のベンチマーク編に続きます。
HDDもようやく4台集まったので、RAID10 の設定についても近々UP予定です。

Express5800/GT110b Windowsインストール失敗[解決済]

追記 8/26
解決しました。
詳しくはコチラ(Express5800/GT110b Windowsインストール失敗[解決編])

先日、同マシンへの工場出荷状態での Windows XP のインストールはあっけなく正常終了したのですが、
今回、L3406を組み込んだマシンに RAID0 を設定しインストールをしようとしたら、失敗した。
RAID1 に変更しても失敗。
RAID をキャンセルしても失敗。
途中で以下のようなブルースクリーンとなる。

Windows Vista の導入はインストール前にドライバが必要だとアラートが出たのでキャンセル。
CentOSのインストールはRAID0で正常に終了した。

XPがインストール出来ない理由はなんとなくわかっているが、試すかどうかは時間次第。
まあ、デスクトップマシンとして使用する気はないので、おそらくやりません。
今回はベンチマークソフトを動かしたかったのが Windowsインストールの動機ですので。

まだまだ実運用前に実験をします。