MediaTombが起動していなかったので

自動起動のはずのMediaTombが起動していなかったので、手動で起動をかけたところ、
「/etc/sysconfig/mediatomb の MT_INTERFACE を書き換えろ」的なエラーが表示された。

そもそも、以前の設定ファイルは/etc/mediatomb.conf だったのだけど、
そのファイルはなくなっているので、指示通りに /etc/sysconfig/mediatomb の MT_INTERFACE の値を書き換えると、
無事に起動しました。

あと、各種設定を行うxmlも初期状態になっており、変更が必要でした。
データベース等の設定が主な物です。
どのタイミングで初期化なされたのやら。

って事で、似たような事例の方がいたのでトラバしておきます。

Android端末をDLNAクライアントとして動画・静止画・音声再生

2012年10月13日現在のオススメ環境
DLNAクライアント:skifta←シンプル!!メジャーバージョンアップして操作性が上がりました!
メディアプレイヤー:MX動画プレイヤー

[2012年10月13日]
再生できない動画の再変換について新しく記事を書きました

概要

DLNAとはDigital Living Network Alliance(出典Wikipedia)のことです。

ファイルサーバーの音声・動画ファイルをネットワーク越しにシームレスに再生する目的で、
中華Androidタブレット LY-F521(M801) とHTC Desire(X06HT) にDLNAクライアント環境をセットアップしてみました。

今回使用するskiftaを用いると、Android端末をDLNAクライアントとしてだけではなく、サーバとしても機能させる事ができる為、
Android端末が複数台ある場合に、異なる端末内のメディアファイルの再生ができるなど、活用の幅が広がります。

DLNAサーバ環境(DLNA対応の家電で読み替え可)
マシン: NEC Express5800 GT110b
OS: CentOS
DLNAサーバー: MediaTomb
構築方法はこのあたりを参考に。

インストール

Android端末には DLNAクライアントとして、マーケットよりskifta beta をインストール。
PlayStore:https://market.android.com/details?id=com.skifta.android.app

DLNAクライアントとしてUPnPlayも試してみましたが、UIがよろしくなく、機能的にも選択する意味はないと思います。
このあたりは詳しく検証しているサイトがあるので、
こちらを参考にLinux/CGP作業メモ (Android用DLNAクライアント動画再生比較検証2)

と言うことで、Skiftaのインストールに関して難しい事は無いので、ソフトのキャプチャ画面などを紹介します。
ちなみに、初回起動は遅いので、我慢して暫く待つようにしてください。

画面構成

まずはメニュー画面
この画面より下記の (1)メディアソース端末、(2)プレーヤー、(3)再生するメディア、の選択画面へと遷移します。

1.ソース選択画面
自動で検索され表示されるDLNAサーバー機能などの共有機能を持つ端末から、再生するファイルがある端末を選択。
・WR8700 はDLNA対応簡易NAS機能付きのブロードバンドルーター。
・HTC X06HT、LY-F521はそれぞれskiftaをインストールしたAndroid端末。
・MediaTomb は上記の通り、Linux上に構築したDLNAサーバー。

2.再生場所の選択
skiftaにはリモートで再生する機能もあります。概要はこのあたり
通常は自端末で再生することになると思います。

3.再生するメディアの選択
ディレクトリツリーを降りて行き、ファイルを選択します。

再生のサンプル

※キャプチャの関係で絵が崩れています。

再生のサンプル2

※キャプチャの関係で絵が崩れています。

また、重要事項として、
Androidに関しては、端末とプレイヤーと動画ファイルフォーマットの相性問題が非常に出易いです。
上でも紹介しましたが、Linux/CGP作業メモ さんに詳しく検証してあります。
基本的には、web optimized な mp4 で 大きすぎないファイル(480pか720p程度) という条件であれば、再生できる可能性が高いです。
プレイヤーはMX Playerがお勧めです。
[追記]再生できない動画の再変換について新しく記事を書きました